西出弥加(絵本作家)は発達障害同士で結婚。人間関係に悩みを抱える夫婦が結婚生活で工夫していることとは?

最近発達障害という言葉が、
一般にも浸透しつつあるよう
に思います。

発達という言葉に成長する
子どものイメージが重なっ
て子どもの病気だと思って
いました。

最近は人間関係で生きづら
という悩みを抱えている大
人が診療所にかかって発達
障害とわかるケースも増え
てきているようです。

ども、CafeMatrixです。

発達障害の子どもの日常を
サポートする親の大変さは
よく報道などで取り上げら
れていました。

でも、これが大人の発達障
害になると仕事、結婚、子
育てという人生のイベント
において、障害のない人よ
りはずっと大変なことだと
思います。

美人の絵本作家として有名
になった西出弥加は、自身
もツイッターで発達障害だ
と公にしています。

彼女は発達障害だと分かっ
たのは28歳のとき。

最近、彼女は同じく発達障
害を抱える男性と結婚した
ことで話題になりました。

自らが発達障害をもち、さ
らに相手にも生活面でサポ
ートが必要になるというと
とても大変ではないかと
思ってしまいます。

しかし彼女や同じ発達障害
者同士で結婚した人たちの
声を聞いてみると本当に幸
せそうです。

彼らは障害に抹消面に向き
合い、二人の間できちんと
したルールを設ているそう
です。

実はその工夫や意識の在り方
は、発達障害でない人が結婚す
る上でも必要なことではない
かという思いを強くしました。

ある意味、結婚生活がうまく
いかないと思っている人、
これから結婚を考えている
人に人間関係が苦手という
発達障害の人の結婚のあり
方はいいヒントになるので
はないでしょうか?

今回はそうした発達障害の人
たちの結婚に注目します。

西出弥加がツイッターで交流する大人の発達障害たち。その出会いが結婚に。

出典:http://mayb.xyz/

西出弥加は絵本作家として
知られていますが、彼女は
ツイッターで発達障害とい
うことを公にしています。

彼女のプロフィールです。

■プロフィール
・1988年生まれ。
・1歳の時から色鉛筆で絵を描
き始める
・20歳のとき、mixiというSNSで
投稿したイラストが絵本作家にな
るきっかけに。
・2014年には『げんきくん、食べ
ちゃうの?』で作家
デビュー。
・28歳で心療内科で発達障害だ
と知る。
・2019年春に結婚。

彼女はそれまで自分が発達障害
だと知りませんでした。

しかし、学生時代は感情をあま
りださないのでロボットという
あだ名をつけられていたといい
ます。

漠然と生きづらさを感じていま
したが、会社員時代には寝込ん
で休むこともしばしば。

そんな時に診療所で発達障害だ
と診断されたそうです。

その後、ツイッターでその事実
を公にすることで同じように発
達障害で悩む人たちとの繋がり
ができ、旦那さんとの出会いは
そこがきっかけだそうです。

旦那さんも同じ発達障害を抱え
ている方でした。

ところで、発達障害って最近は
よく聞きますが、どんな病気な
のかよくわからない人も多いと
思うので、ここで一旦、整理し
てみましょう。

実は発達障害はひとくくりで
呼ばれていますが、実は大きく
分けて3つのタイプがあるそう
です。

◎発達障害3つのタイプ

■ASD(自閉症スペクトラム障害
/アスペルガー症候群)

最近よく聞くアスペルガー。対人
関係やコミュニケーションの障害
やパターン化した趣味や活動など
の症状があるとされる。

・相手の意図や空気を読むことがで
きない
・相手の発言を文字通り受け取る
・一人でいることを好むタイプ
・人に積極的に関わろうとする
などがあり、人との関係性におい
て無神経な人と誤解されやすく、
孤独感や疎外感を抱える。

■ADHD(注意欠陥・多動性障害)

不注意、多動性、衝動性という3つ
の症状に子どもの頃から悩んでい
ることが多い。

・うっかりミスをすることが多い
・落着きがない
・作業を順序だててできない
・思ったことをすぐ口にする
などがある。
一方で高い集中力や記憶力があり
特定分野で業績を上げることも。

■LD(学習障害)

知的発達に遅れはなく、聴覚・
視覚機能にも問題がないにもか
かわらず「聞く」「話す」「読
む」「書く」「計算・推論する」
ことが、極端に苦手である状態。

たとえばあの魚の先生として
有名なさかなクンも発達障害
だといわれています。

これらの症状は一例であり実際
は人によっても様々な症状があ
るそうです。

また発達障害のタイプは1つだ
けでなく混合型というのもある
のだとか。

また、これらの原因は前頭葉か
らの司令がうまくいかないとい
う脳の特性であることが少しず
つ解明されて来ている段階だそ
う。

個人的には人は誰しもそういう
要素はあるのではないかと思う
のです。

しかし、日常的に生きづらいと
いう思いになるというなら、そ
れは一度心療内科などを受診す
る方が楽になるかもしれません。

実際、受診して初めて発達障害
だったとわかるケースの人がこ
このところかなり増えていると
いった現状もあるそうです。

西出弥加が結婚相手に選んだ発達障害の旦那。この真逆な夫婦が大事にしていること。

出典:https://esse-online.jp/

さて、西出弥加がツイッターで
知り合った旦那さんですが、ど
んな出会いだったのでしょうか?

最初に会った時に、彼はうっかり
して発達障害で処方されている
薬とお酒を一緒に飲んでしま
って倒れてしまったそうです。

彼は当時うつ病による強い希死
念慮(漠然と死を願う状態のこと)
があり、彼女は自分の若い頃の
自殺未遂の頃を思い出し、心配
になったそうです。

そして彼を介抱するために自宅
に連れて行ったのをきっかけに
二人は一緒に住むことになった
そうです。

彼女は結婚がつきあいの前提に
なるのがあって早々に結婚を
決めたといいます。

彼女の場合、発達障害の人生の
中で、人間関係は0か100かの関
係になってしまうところがあり、
徹底的に近いかそれか無関係な
のかといった距離感しかなかっ
たのです。

友情や恋愛という感覚でつなが
る人間関係を信じる自信が、
結婚という制度的な形が一番
信頼できるものだという思いが
あったというのです。

彼の方も彼女に対しては恋愛感
情というより家族という感じを
抱いており、一緒にならない理
由が見あたらないということで
結婚が決まったそう。

二人はその流れで早々に結婚を
選択したといいます。

発達障害のタイプは、彼女の方は
ASD(自閉症スペクトラム)で、
日常生活では強いこだわりや、
プライベートでの社会性の欠如が
あるタイプです。

一方、旦那さんの方はADHD(注意
欠陥・多動性障害)。

旦那さんは気をつけていてもミス
を犯してしまうタイプで、鍵をか
忘れたり、水を出しっぱなしにす
るなど当たり前のことが普通にで
きないといいます。

滞納、延滞金などの大事なことも
抜けがあったり、忘れてしまった
りと大変だそうです。

また、傘を忘れてそのたびに買っ
てしまうなど無駄な買い物がかな
りな額になったり、片付けなども
できず家は散らかり放題だそう。

二人の出会いでお酒と薬を飲んで
しまうというようなうっかりした
ミスもこの発達障害から来ていた
ようです。

一方、西出弥加は強迫観念のある
ところがあって彼のような常識的
なミスがあってはいけないと思う
たち。

本来なら、こうした全く正反対の
二人が生活するとお互いがストレ
スになるはずなのですが、でも二
人は結婚してよかったといいます。

彼女は「できないのは甘え」と自
分を責め過ぎる性格なのですが、
彼はそんな彼女を絶対に責めたり
しないといいます。

今までの自分自身も含め、自分に
対して多くの責める声を聞いてき
た、苦しみが彼と付き合うことで
解放されたといいます。

また、彼も大半の人が当たり前に
できることをミスしてしまうとい
う発達障害の症状に苦しんでいま
した。

しかし、彼女が彼のために辛抱強
くメモに書くことで、そうしたミ
スやできないことが徐々に減って
いったといいます。

お互いに相手がどういうことがで
きないかを知り、サポートし合う
ことで、より互いが心地よい生活
ルールを模索すること。

これによって二人がお互いの心
のよりどころになっていったの
ではないでしょうか。

お互い苦手なものがいっぱいある発達障害の結婚は、一般の人にもとても参考になることが。

出典:https://shinoegg.com/

西出弥加の場合は生活収入を稼い
でいるのは、彼女だけなので不安
もあったようです。

彼への指示や世話が生活全体の8割
程度かかるため、残りの2割で仕事
をしなければならなくなったそう。

彼だけでなく、彼女自身も苦手な
ことがあるため、時に自分の余裕
がなくなることもあったそうです。

それでも2人が別れないのは彼女に
とって彼は「精神的な安定」を与
えてくれる存在だからだとか。

結婚生活の基盤は「生活」や
「仕事」だけれど彼女はそこに
重きを置いていないといいます。

欲しかった「心の安定」が彼の
存在によって得られているから
それで十分だといいます。

そのため、収入の不安を補うため
に、家賃の安い地方への引っ越し
を決めたのだとか。

結婚での優先順位は、彼との関
係性であり、仕事や生活の便利
さではないということなのです。

ここでもう一組、夫28歳、妻33歳
の別の例もご紹介しましょう。

こちらは夫が多動性が優位のADHD、
妻は不注意優勢型のADHDとASD(自
閉症スペクトラム)の混合型。

結婚して1年半というカップルです。

同じ会社にそれぞれ障害者雇用枠
入社し、知り合ったそうです。

彼女の転職経験は10回以上で仕事
ができずに長続きしないため、
発達障害のことを知って受診した
といいます。

結果、発達障害という診断を聞
いてかなり落ち込んだそうです。

一方、夫は小学校時代から、変
わっていたところがあったとか。

彼は21歳の時に診断を受けて理
由がわかって逆に納得したそう。

2人は入籍前に半年ほど同棲し、
お互いの得意、不得意をよく知
る努力をしたそうです。

発達障害はできることと、でき
ないことの差が激しいもの。

このカップルが真逆なおかげで、
苦手な面を補い合ってバランス
が取れたといっています。

西出弥加のカップルもそうです
が、苦手なところ、強みを理解
してそれをどういう形でサポー
トするかその役割をルール化で
きているのではないでしょうか。

これは障害がある、なしとは
関係なく、性格やバックボーン
の違う人間同士がうまくいく
コツなのだと思います。

障害がない一般的なカップル
の場合、何年か経つと互いに
対する不満などがでてきて、
夫婦関係が悪くなっていくと
いうのはざらにある話。

結婚というスタート以降は、
どんどん減点式で相手を見る
ようになっているからかも。

相手と自分の見たくない現実
が長年の生活の中で見えて
くるということもあるでしょう。

発達障害のカップルに共通する
のは、結婚時はお互い試行錯誤
の0、もしくはマイナスの状態。

相手が苦手で自分ができること、
自分が苦手で相手ができること、
自分も相手もできること、自分
も相手もできないこと。

日常のすべてをその観点で洗い
だし、リアルに日常生活に必要
なことを助け合っていく関係性
を作っていく。

かなり苦労もあるはずだけど、
そこから信頼関係が積みあが
どんどんプラスになっていく
ように思います。

むしろ、障害のない人が忘れ
がちになってるパートナーシ
ップの減点がここにあるのか
もしれません。

まとめ

今回は、最近増えているとい
われる大人の発達障害、また
そこから私たちが学ぶ関係性
を考えてみました。

絵本作家、西出弥加が発達障害とわかったのは28歳のとき。最近は大人になって診断され、発達障害がわかるケースが増えている。

お互いの反対の性格がストレスになるのではなく、それをサポートし合える関係が彼女の癒しになっている。

発達障害同士の結婚にある結婚で重要なことが一般の結婚では忘れられがち。障害のない人こそ、必要なポイントはこのパートナーシップ。

発達障害の人も増えてくる
ことで発達障害同士の結婚
も当然増えるでしょう。

その時に、世間の夫婦の在
り方も今とは変わってくる
かもしれませんね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする