J・キャメロン監督の正統な続編『ニュー・フェイト』分かれる評価!ジジ・ババアクションがカッコイイ!過去作品考察【ターミネーター 】

昨日念願の映画「ターミネーター
ニューフェイト」を見てきました。

ニューフェイトとは”新しい運命”
という意味だそうです。

ターミネーターはシリーズ全部を
見ましたが、段々時系列も複雑で
なりよくわからなくなりました。

しかし、ここへ来てジェームズ・
キャメロンが手掛けたT1、T2の
正統な続編ということ。

さらにはサラ・コナーが60歳を超
えてアクションに挑むということ
など久々に見たいと思った映画と
なりました。

ども、CafeMatrixです。

ターミネーター(以下T)は、近未
来から送りこまれたシュワちゃん
の執拗な追跡でアクションファン
を虜にした映画です。

35年も前に作られた映画ですが、
大ヒットを飛ばし、シリーズは
全部で5作作られたもの。

ジェームス・キャメロンが制作
に関わったT1とT2は何度もテレ
ビなどでも放送されているので
ご存じの方も多いのでは?

しかし、T3以降は話も進んでい
って、時系列も変わって複雑に
なってきました。

5作品全部みた印象としては、
エンタメとしてはクオリティ―
も高いのですが、T1とT2を超
えるインパクトが薄れていって
いたように思います。

今回、キャメロンに制作権利が
移り、当時のサラ役のリンダ・
ハミルトンやシュワちゃんも
しっかり登場する正統な続編
とうたわれています。

同窓会的なメンバーが揃った
ところでしょうか。

でも、得てして同窓会とは再会
の喜びか、失望感かのどちらか
になるものです。

今回の新作はどちらになるの
か、評価が分かれているそう
ですが、映画を見てきました
ので、過去作品も振り返りご
紹介したいと思います。

ランチャーをぶっ放す60代女戦士サラがカッコイイ!T2のサラ復活。


出典:https://pon-mondo.com/

いゃ~、武器をひっさげて登場し
た初老のサラに釘付けになりました。

過去、女性戦士はいるけれどこん
な高齢女性がマシンガンとかバキ
バキ撃っているシーンがある映画
ってありましたでしょうか?

銃などはかなりな反動があるの
で力がなければ簡単に体が弾みで
後ろに飛ばされるものです。

まあ、スタントなども入っている
とはいえ、ある程度筋肉を鍛えて
いなければ、ああはならないので
はないかと思います。

確か近年の来日時の写真が、太っ
たそこらへんのおばさん姿だった
リンダだったのでこの変わり身は
さすが女優だと思った次第です。

T1の頃は、ウェートレスをしてい
たか弱い女性でしたが、30数年を
経て世界の敵と戦う逞しい戦士の
顔になった彼女。

T1では自分を、そしてT2では息子
を守るため、強い女性に進かして
いくサラはやはりこのシリーズの
屋台骨なんだという思いがありま
した。

最初は、個性的だけど、、あまり
美人ではないリンダ・ハミルトン
(サラ役)にはそれほど魅力を感
じてなかったけれど一人の女性が
強く自律していく過程に段々とひ
かれていきました。

今回の60歳を超えたリンダのこの
存在感。

年をとってこんなに素敵な女優
さんになっていたとはびっくり。

そんなサラのストーリーはターミ
ネーター(以下T と略)1、T2
までだったんです!

その後、T3以降は世界のリーダ
ーとなる息子の半生に展開して
いきますが、私的にここからは、
あまり人間を描いていないよう
で物足りない感じでした。

ここで簡単にターミネーターシリ
ーズのあらすじを下記に紹介します。
(ネタバレになるのでまだ見てい
ない方は飛ばしてくださいね。)

ちなみに、T1とT2がジェームズ
・キャメロンの監督作です。

■ターミネーター1(T1)
2029年、人工知能「スカイネット」
の機械軍と人類による抵抗軍の
闘いの中、この時代から2人が
1984年に送りこまれた。

一人は人類軍のターミネーター(
T-800/シュワちゃん)。
抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー
の母、サラを抹殺する使命を負って
いた。

もう一人はサラを守るために未来
のジョンが送ったカイルという
兵士。

一般女性サラをめぐって死闘が
繰り広げられる。

■ターミネーター(T2)
サラは未来の敵、スカイネットを
製造するサイバーダイン社をテロ
攻撃し、未遂でつかまっている。

その間、養父母に育てられている
ジョンのもとに暗殺指令を受けた
進化型ターミネーターが送られる。

ジョンを守るために未来から送られ
たのが前回と同じ型のシュワちゃん。

人類を滅ぼす「審判の日」を回避
させるために彼らは戦うことに。

■ターミネーター(T3)
サラの死後の話。ここからはジョ
ンの青年期の話ですが、さらに強
力な女性ターミネーターとジョン
の未来の妻のケイトが登場。

さらに未来から援軍として送られ
たシュワちゃんも登場。

「審判の日」にジョンとケイト
が生き残れるかをかけた戦いと
なっている。

■ターミネータ―(T4)
2018年起こった「審判の日」から
機械軍との戦いはまだ続いていた。

ジョンの実の父親は、未来のジョ
ンが、母サラと守るために送った
カイルという戦士であった。

カイルはサイバーダイン社につか
まり、処刑されようとしていた。

彼を救わなければジョンは生まれ
てこないためカイルの救出に向う。

■ターミネーター(T5)
<新起動/ジェニシス>
これは過去のターミネーターの時
系列と異なるストーリーとなって
いて今までの一連の話とは独立し
ていて、設定も異なっている。

母サラを救うため、カイルを1984年
に送るが、この時代はすでに過去が
かき変わっていた。

そこで「審判の日」阻止を狙う。

◇◇◇

ということで、過去5作品ですが、
T1、T2はサラをめぐる話、T3とT4
はジョンのストーリー、そしてT5
はそれまでとまったく違う話にな
っています。

シュワちゃんは毎回出てきていま
すが、若いだけでなく年を取る設
定にもなっていたりして今回はお
爺ちゃんターミネーターですが、
そのカッコよさは失われてません。

T1の時のような悪役でなく、人間
味があってもうすっかり愛される
キャラになってしまいました。

リンダ・ハミルトンのサラと一緒
にでてくるのは、1991年のT2以来
(T4は声のみの出演)。

またキャメロンとも1991年のT2以
来ですので、この3人の参加した
T6ニュー・フェイトは、T2以前の
ストーリ―を愛する人にとっては
たまらないものになると思います。

ターミネーターは、まさにターミネーターのように息を吹き返す映画だった!


出典:https://twitter.com/

これだけシリーズができている
映画といえば、スターウォーズ
などがあげられますが、ヒット
した映画は必ず続編が作られて
いきます。

何が当たるかわからない時代だ
からこそ、一度ヒットするとそ
れで次も興行的によい結果を狙
って続々とシリーズ化されます。

ターミネーターシリーズも35年
前に大ヒットし、その続編のター
ミネーター2では、全世界での
興業収益が5億1800万ドルと史上
最高となった作品です。

なので2匹目、3匹目の土壌を狙
って続々と映画が作られるわけ
ですが、そのあとのT3、T4は
時代や戦う相手が変わるだけで
ある意味、マンネリ化した感を
受けている人も多いのではない
でしょうか?

T3、T4は、前作ほどの興業
収益とはならなかったのが、
実際です。

T1、T2では家族や恋人を失う
サラの苦悩や、自分の子どもを
守るという使命感などが女性の
成長のプロセスのドラマを感じ
させるように思います。

人によっては、それよりも
その先、未来はどうなるのか、
という”ストーリーへの興味”
の方が強い場合もあると思い
ます。

当然、アクション映画であり、
そんなエンターテイメントな
ストーリーの方が興味がある
という人もいるでしょう。

T1や、T2では創造主のキャメ
ロンやサラ役のリンダ・ハミ
ルトンたちのもつ熱量みたい
ものが感じられて人間の苦悩
や怒りというものが見えてき
たある種のドラマがあったと
思います。

本来3部作で作るところが会社
が倒産し予算が取れないとい
う理由などもあって、それぞ
れのシリーズを思うように作
れない、などの事情もあった
ようです。

今回は、過去のそれらの作品
をばっさりくらい断ち切って、
初期のころの流れをしっかり
継続し、そこにある登場人物
の思いも大事にしようとして
たようです。

ある意味、溶鉱炉の中で一旦
とけたターミネーターがまた
別の形で復活しているような
ターミネーターシリーズであ
るところが興味深いところで
すね。

T4くらいまでのストーリー
を見てきた人にとっては、
今回の新作品は、それを白紙
に戻すくらいの部分があって、
抵抗を感じるかと思います。

これが評価がいいか悪いかに
分かれるところかもしれません。

T2ではターミネーターのシュ
ワちゃんが、友達であるジョン
の気持や涙を理解しようと変わ
っていく部分。

そして彼との別れなども涙なし
には見れませんでした。

そうした部分も魅力だった初
期のターミネーターが好きな
人には、それ以降は単なる
エンターテイメントで、もの
足りなく感じるのではないで
しょうか。

今回の原点回帰は私的には、
とても楽しめるものでした。

映画が終わって、自分もそう
ですが、会場には涙目になっ
て鼻をすすっている人も多く
いたように思います。

T5を鑑賞したときとは違い、
心の琴線に触れるものがある
点で、今回の映画はとても
いい映画だったと思いました。

T2の正統な続編のスパイス。年齢も性格も違う、アクション女優の魅力。


出典:https://movies-fan.com/

今回はアクションジャンルでも
画期的な映画作りの実績ある
ティム・ミラーが参加。

T2の時のようなテンポよく進む
ストーリー展開は、中だるみす
ることなく見る人を魅了します。

スピード感のあるアクション
の連続では思わず体が反応し
てしまうくらいの臨場感。

今回の特徴として、メインの
役者としてサラの他に女性が
二人登場します。

これだけのアクション女優で
構成された映画は初めてでは
ないでしょうか?

一人は、ダニー・ラモスとい
うターミネーターに命を狙わ
れる女性。

そしてもう一人は、ダニーを
守るために送られたグレース
という強化型のスーパーソル
ジャー。

今回の映画では、ダニーを守
るためになんと、シュワち
ゃん(ターミネーター)、
グレース、そしてサラという
大所帯なメンバーとなってます。

年齢的にみれば、まるで家族
のような構成ですね。

ダニーは3人に守られながらも、
自分自身も闘い、自ら決断する
強い女性になっていきます。

それってまさにT1のときのサラ
を思い出します、

工場作業員だったダニーが自分
自身の役割に目覚めていくのは、
ウェートレスから目覚めていく
サラそのもの。

一方で、ダニーをめぐるサラと
グレースの2人の立ち位置は対極
にあります。

グレースはダニーにとって、自分
の身を挺して守る母のような存在。

強くもあり、それでいて弱い面、
やさしい面をもっているグレース。

めちゃくちゃかっこいい女性です。

彼女に魅了される女性も多いの
ではないでしょうか?

一方でサラはダニーの力を信
じ、スパルタで孫の力を引き
出そうとしている厳しい祖母
のよう。

拳銃を撃ったことがないダニー
が的を外しまくっているのを
見て、「家族が殺された気持ち
を思い出して撃ってみな」と
サラが言ったとたん、どの的
にも的中させたシーン。

こうした細かいシーンに心の
動きが感じられる作りが、
この映画の魅力ですね。

人間の心模様を随所に表現し、
単なるアクションものとは
一線を画した映画ではない
でしょうか。

近年はアナと雪の女王のよう
な女性の家族の絆というのが
ヒット条件になっているよう
にもききます。

ニュー・フェイトでは、女性
3人の疑似家族的なつながりが
映画の輪郭を作っている気が
します。

また、シュワちゃんですが、
今回のシュワちゃんは人間を
研究しつくしており、自分の
家族まで持っています。

しかし、家族を残し、闘いに
出るときにあの有名な言葉、

「I’ll be back(戻ってくる)」

でなくて、

「I’ll never be back(もう
戻ってこないだろう)」という
言葉をいうシーンがあって、
とても切ないシーンでした。

AIとの闘いでありながら、そ
こでクローズアップされてく
るのは、人の繋がり、絆。

そういうスパイスがあるから
こそキャメロンの映画はコク
があるのだなと思います。

この作品で残念だった、マイ
ナス点としたら、今回のターミ
ネーターでしょうか。

かなり強力なターミネーター
なのですが、無表情で残忍な過
去のターミネーターと違い、
恐怖心がそれほど迫ってこない
のが残念。

この役者さん、とてもイケメン
すぎて人の好さそうな雰囲気
があり、好感度が高くて。

ターミネーターの迫りくる恐
怖を感じさせるには人間らし
さは、じゃまだなと思います。

最後に今回の新しい女優さん
を少し調べたので紹介します。

二人ともこれからが楽しみな
女優さんですよ。

■マッケンジー・デイビス
(グレース役:写真中央)
1987年カナダ生まれ。
「あなたとキスまでの距離」
「ブレードランナー2049」
「タリ―と私のヒミツの時間」
など。数々の映画に出演。
身長 178㎝

■ナタリア・レイエス
(ダニー・ラモス役:写真左)
1987年コロンビア生まれ。
9歳でミュージカル劇団に
入団。2011年にNYに移住。
数々の映画やTVドラマ、舞台
で活躍。
身長 155cm

ちなみにサラのも。

■リンダ・ハミルトン
(サラ・コナー:写真右)
1956年 米メリーランド生まれ。
T1のサラ・コナー役でデビュー。
その後T2に再び参加し大ヒットに。
TVシリーズ「美女と野獣」では
ゴールデングローブ賞やエミー
賞でノミネートされる。
T2では、一卵性双生児の妹も映画
に出演している。
身長 168㎝

続編があるのではないか
と思いますのでぜひ期待
したいものです。

まとめ

最後に、この映画に関しては
人それぞれは期待している点が、
違うので評価は、両極端
なものになっているのでは
ないかと思います。

今回の内容をまとめますと、

①ランチャーをぶっ放す60代女戦士サラがカッコイイ。T2のサラは年をとっても健在だった、サラのストーリ―に回帰したターミネーター6、『ニュー・フェイト』。

②形は同じだが、中身がまったく違うターミネータシリーズ。T1とT2はサラの話、T3とT4はジョンの話。そしてT5ジェネシスはパラレルワールドで今までの流れとは独立している。今回はT1、T2の正統な続編。

③年齢もキャラも違うアクション女優たちの魅力。アナ雪のように、女性に支持される映画になるかもしれない。家族などの絆、女性の自律などの要素も見せ場になっていて、T1を彷彿とさせる。

ということで、今回の新キャラ
登場で、興業収入によっては、
まだ続編ができると思います。

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