オリンピック狂騒。東京湾の汚水問題の下水道事情。水温での開催地変更も?

あまりの衝撃で、飲んだコーヒーを吹いて

しまいました。

マラソンの開催地が変更になったと

おもったら今後はお台場の水質と

水温でひと揉めありそうです。

ども、CafeMatrixです。

数年前、東京湾で採れたという

でっかいホンビノス貝を食べました。

きれいな海になったと思っていましたが

東京湾は肥溜めと化してしまったという

ショッキングな話題です。

東京は60年前、汲み取り式から下水道式になって、

近代化されているはず。

にもかかわらずトイレの汚物が

塩素をいれたまま処理もされず、行き場を失って

東京湾にたれ流しされているとか。

大腸菌がうようよの海では、トライアスロン選手を危険に

さらすことにもなります。

ニューヨークタイムズの記事にものって

海外も注目している、この汚染問題。

なぜそんなことが、起ったのか、

開催数か月を切った今、どうなっているのか。

さらには、最近はAP通信が、4日と6日に

米国の水泳関係者がお台場の海の“水質”

と“水温”を問題視する声が上がってい

ると報じました。

ますます、混迷を深めていますね。

まだまだ一波乱ありそうです。

そんなお台場の会場について問題点を

解説します。

東京湾の汚染が、あのガンジス河、道頓堀をはるかに超える?

出典:https://spaia.jp/

ニューヨークタイムズにも記事が載ったという東京湾の汚染。

そのニュースは世界的にも徐々に広まりつつあるようです。

トイレの汚物もそのまま流されて、大腸菌うようよという報道も。

それを知ってSNSは8月に阿鼻叫喚のありさまとなりました。

過去、浄化のために放たれた牡蠣がすべて全滅という東京湾。

その時は、大腸菌でなく、塩素が原因だったという説も

あるのですが、こんな環境で泳ぐ人は大丈夫なのでしょうか。

不安になります。

大腸菌の汚染が、ガンジス河や、道頓堀の汚染度をはるかに

上回るという話も。

国際基準での大腸菌の数値は

100mlあたり500以下とのこと。

それが、ガンジス川では、

100mlあたり4500の大腸菌が検出されたといいます。

昔からインドではガンジス川で泳いだりすると

病気になるというのも有名です。

生活用水として、排泄物から遺体までいろんなものを

流すためか、観光客には衛生面での警告

も出されている川ですね。

でも、なんと東京湾では、それをはるかに上回る

100mlあたり10000の大腸菌が検出されているらしいです。

そういえば、大坂の道頓堀。こちらは、数年前に

大坂の球団のファンが優勝して、歓喜の

あまり道頓堀に飛び込むという事態がおこりましたね。

その時、人体の影響についてメディアも大騒ぎになりました。

飛び込んだら、もうすぐ病気になるというので話題でした。

その道頓堀でさえ、今回の東京湾には及ばないレベルという

もうびっくりです。

そもそもどうしてそこまで汚れてしまったのでしょうか。

下水システムの処理能力限界で汚水を湾に排出するのが原因。

出典:https://galapgs.com/

もう東京では、60年くらい前から汲取り式だったのが

下水道に切り替わってかなり下水道が整備されてきました。

ちょうど、1964年なので前回の東京オリンピックの頃、都市

の美観が整備され、日本で初めて水再生センターの上部に

公園ができたそうです。

平成7年にはほぼ100%下水道普及率となりました。

しかし、今東京湾の汚染の原因が、この下水のシステム

にあるというのです。

下水道管はもともと雨水などの配管と、家庭用汚水の

配管の2つの配管がありました。

2つの配管の形式は、”分流式”といって、家庭の下水は

水再生センターで浄化したうえで川に流し、雨水は

別ラインでそのまま海や川に流します。

一番、衛生的な方法なのですが、2管を維持するのには、

工事費や工期もかかるため、雨も下水も1菅で、

一緒にして水再生センターに送りましょうというのが、

現在採用されている”合流式”のシステムです。

東京の地図を見る通り、これを採用しているのが赤の部分

ほぼ東京都全域にわたっています。

合流式のデメリットは雨が多く降れば、処理能力を超えて

しまう場合があります。

しかし近年は、都内で発生しているゲリラ豪雨なども多く

なっています。

そうした雨量の増加によって、管内の水が処理できないまま、

あふれて河川に流されてしまうようです。

そういえば、ここ数年で、街中が急にどぶの臭いが充満して

いると感じたことがしょっちゅうありました。

合流式は、天候に左右されるシステムだったようです。

こうして湾内には、塩素で処理された水が浄化されない

うちに増水の雨量であふれ、湾内に。

そこでは、水温によっても大腸菌が増えたりするため、

夏の水温上昇で急激に増加したようです。

増えたり減ったりの変化はあるようですが、

オリンピックの開催は、同じく猛暑の時期ですから

なんとしてでも、対策を講じてほしいですね。

トライアスロンでなくデュアスロンに!?さらに水温の問題も。

出典:https://www.nikkan-gendai.com/

8月16日、お台場海浜公園の会場では、

国際トライアスロン連合(ITU)によって水質が検査され、

トライアスロン東京五輪予選が開催されました。

ただ、午後の検査では大腸菌の数値がITUが定める

上限の2倍を超えたため、翌17日には、スイムは中止され、

ランとバイクの2種目のデュアスロンに変更されています。

選手から水が臭いと指摘が相次いだそう。

そこで、この汚染への対応として、3層のスクリーンで、

会場を囲み、汚物の侵入を防ぐという案が検討されています。

汚物の侵入は防げますが、水温による大腸菌の変動は

水質や水温の状況にも左右されるため、場合によっては、

今回のように競技種目の変更もあるといいます。

もともと下水の問題はあったはず。会場を決める段階で

調査はされなかったのかというのは大いに疑問。

しかし、東京開催が決まったのは6年前ですから

この気象変化は予測できなかったのかもしれません。

オリンピックは来年だけの期間ですが、湾の汚染は永続的な

問題ですので、根本的な対処を検討してもらいたいもの

ですね。

その前の昭和の東京オリンピックでは、都内の美観や

インフラにも予算をつけたといいます。

今回のオリンピックでは、海外の過去5会場での総予算を

上回る3兆円の金額がかかっているそうです。

これだけの予算があれば、いろいろと今後のための改善も

できたのではないでしょうか。

ここへきてさらに、”水質”以外に、”水温”の

問題が浮上してきているそうです。

AP通信の最新の報道によると、米国の一部の選手と

1万1000人の水泳関係の指導者団体が、東京湾

のマラソンスイミングの会場も変更を訴えていると

のこと。

さらには、米国の競技関係者から富士山の麓の湖を

会場にという声もあがっているそうです。

国際水泳連盟は水温の上限を31度と定めています。

お台場のテスト大会では上限ギリギリの30・5度

まで上昇した日があったそうですが、過去UAEで

行われた水泳W杯では、選手が高水温で死亡している

そうです。

なんか、マラソンと同じ展開になってきましたね。

子の声があがってきていることで、『国際オリン

ピック委員会(IOC)』が変更を決める可能性も

あるといわれています。

しかし、小池知事はマラソン地の変更の時に、

他の種目は候補地の変更はしないという約束

IOC側と取り付けているとか。

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しかし、まだまだ、一波乱ありそうですね。

これから先も何が起こるかわからない、目が

離せないオリンピックとなりそうです。

まとめ

ということで、東京湾とオリンピック。

この3つがポイントです。

①ニューヨークタイムズなど世界でも問題視が広がる、

東京湾の汚染。さらにはAP通信も水質と水温を問題視。

②水質汚染は合流式という下水道システムの処理能力を超えて、

汚水が湾にあふれたことが原因。

③オリンピックは水質次第で、トライアスロン(3種)が、

水泳除くデュアスロン(2種)へ変更の可能性も。

さらには、水温も問題視されているので開催地変更の

懸念も。小池知事とIOCの約束で変更はないのか。

下水は、生活にもかかわるので、都内の水道行政に関しても、

もっと注目したいところです。

それと、IOCとの都知事との確約があるということですが、

それもどうなることか。

会場変更が浮上する可能性もないとは

いえないかも。

オリンピックの課題はまだまだ解説し

ていないようですね。

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